お花茶屋

京成線に「お花茶屋駅」という駅があります。隣の駅が「堀切菖蒲園駅」でもあることから、お花茶屋駅の周辺にお花畑がある(あるいはかつてあった)のかな、となんとはなしに連想していました。

それを確認しに、というわけでもないのですが、ぶらり途中下車してみました。駅の地図を見ても、駅周辺にお花畑はないようです。茶屋もないようです。ここでスマホ検索すると面白くありませんので、自分なりの予想もしつつ、地域の図書館を訪ね、司書の方に質問しつつ、郷土資料を当たりました。

お花とはflowerではなく、人の名でした。鷹狩中に腹痛となった将軍を茶屋で看病した娘の名がお花であり、その後その茶屋は将軍から「お花茶屋」という屋号を賜ったのだとか。