先日、算数の本を読んでいて面白いと感じた問題がありました。
とある仕事に対し、A君は完了まで10日かかった。B君は完了まで15日かかった。2人が協力して行えば何日で完了していたといえるか?という問題です。私などつい代数の式を作ってしまいそうになりますが、分数で答えを導くことができるのです。
仕事全体を1としたとき、A君の1日の仕事量は10分の1、B君の1日の仕事量は15分の1となります。2人が協力するわけですから10分の1+15分の1、計算すると6分の1,つまり6日という答えが導き出せるというわけです。リンゴが3個、ミカンが2個と数えることも算数なら、仕事を1と置くのも算数。そこに面白みを感じました。