昔は、しもやけがよくできていました。冬になると当たり前のように、指先が赤くなって、かゆくなっていました。
それがいつの頃からか、足カイロを使い、家でも靴下を履き、寒いときには指だし手袋をするようにもなりました。特別に「しもやけを防ごう」と思っていたわけではなく、ただ寒いからそうしていただけです。そのせいか、近年はまったくできなくなっていました。気づけば、頭の中からしもやけという存在自体が消えていました。
ところが最近、右手の小指に、軽いしもやけができているのに気づきました。それを見て、昔は全ての指にできていたものだと思い出したというわけです。嫌だったはずのものなのに、少し懐かしい再会のような気がしました。